不妊治療Q&A05

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質問 
不妊の検査治療はどのように行われますか?
質問 
基礎体温はどのようにして測ればよいのですか?
質問 
腹腔鏡検査はどのようにして行うのですか?
質問 
クラミジア抗原検査について教えてください

質問 不妊の検査治療はどのように行われますか?


一般的には排卵や排卵後の機能などがうまく行っているかどうかをみるホルモン検査(採血による検査で主に調べるホルモンはゴナドトロピン、卵胞ホルモン、黄体ホルモン、テストステロンなど)、子宮の形や卵管の通過性、腹腔内の癒着の有無などを見る超音波検査、子宮卵管造影、感染症の有無をみるクラミジア抗原検査、男性側は精液検査があります。

 また、精子が頸管粘液をのぼって子宮に入っていけるかどうかを検査するフーナーテストがあります。

受診する前に基礎体温表を2、3周期つけていくとホルモンの状態がよくわかり、診断の参考になります。

 こうした一般的な検査は婦人科であれば、どこでも受けることができます。

 不妊症の検査は夫婦ともに検査をする必要があることと、女性の検査は月経周期の高温期、低温期、排卵期など検査をする時期が決まっているので、ある程度の期間が必要になります。検査を進めながら、治療も並行して行うことがあり、一般の病気とやや異なるところがあります。

一般的な検査で原因がみるからない場合は、免疫検査やさらに詳しいホルモン検査など必要に応じて行います。

質問 基礎体温はどのようにして測ればよいのですか?


 婦人用の水銀体温計を用います。婦人体温計は目盛りが細かく、微妙な体温の変化も測ることができます。

 朝、目が覚めた時点で、床に入ったままで舌下に体温計を入れ、そのままの姿勢で約5分間くらい静かにした後、目盛りを読んで表に記入します。毎日、だいたい決まった時刻に測り、グラフに記入し、体温の折れ線グラフをつくります。これによって低温期から高温期に以降していくようすがわかりす。排卵していないとグラフにはっきりとした高低が現れないので、無排卵の診断もつくのです。

 備考欄にはセックスをした日、あるいは不正出血、下腹部痛などもを記入します。その前日の体調(風邪気味、寝不足など)のほか、薬の服用など気づいた点も記入しておきます。おりものの状態、生理期間とその量なども書き込んでおくとよいでしょう。

質問 腹腔鏡検査はどのようにして行うのですか?


 卵巣に異常がある場合や、原因不明の機能性不妊などの検査に腹腔鏡はよく用いられます。子宮や卵管、卵巣などお腹の中の状態を詳しく観察でき、また、子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮内膜症の癒着などがみつかれば、その場で癒着部を剥がしたり、子宮筋腫の核を摘出したりと、治療することもできます。

 検査法はおヘソの下縁とお腹の両側斜め下方と3カ所の小さな穴をあけて、腹腔鏡をお腹のなかに入れて、その映像をテレビモニターを見ながら、必要なときには手術を行います。通常10分から1時間以内で終了します。

 開腹手術に比べて出血も少なく、傷跡もほとんど残りません。回復も早いので、手術後2〜3日で帰宅できます。開腹手術に比べ、手術後の癒着も少ないので妊娠率も高いといえます。

質問 クラミジア抗原検査について教えてください


 クラミジア感染は若い人を中心に蔓延している病気です。性行為によってクラミジアという病原体に感染する病気で、感染しても症状がないので気づかないことが多いのです。炎症が治まったあとで卵管や卵巣が癒着すると不妊の原因になるので恐い病気です。自覚症状がないので、本人は気づかず、不妊症の検査で発見される場合が増えています。

 病原体が子宮頸管内にいるかどうかは抗原検査を行います。この検査で過去に感染したことがあるかどうかもわかります。

 抗生物質で完治できますが、癒着などがある場合は治すことはできません。腹腔鏡手術などによって剥離しなければならなくなるので、手遅れにならないうちに早期に治療を受けておきたいものです。

不妊症の原因はひとそれぞれ、頑張って治療に臨みましょう

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