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スーパーフード/マカの新製品に期待膨らむ
マカを扱うある企業が、不妊症を患う女性により効果のある新製品を開発するためにペルーを訪れたのは2002年も暮れのことだった。もともとマカには女性のホルモンバランスを整える成分が含まれているため、妊娠しやすい体づくりに有効だとの評価がある。しかし、医学をベースに不妊治療を考えている医師からはエビデンスがないという意見も聞かれるかもしれない。
そこで、メーカー担当者は医師も納得するレベルで開発を進めることを第一に考え、現地で不妊治療の施設や地位のある産婦人科医師、栄養食品会社、そして厚生省などを訪問して開発の姿勢を固めていった。
間もなく、その新製品が日本に上陸する。

Dr.ラウル・アレグリア(左)と、ペルー国立ギジェルモ・アルメナーラ・イリゴージェン病院。
現地緊急レポート
不妊専門のマカの開発にあたったメーカー担当・太田は、現地ドクターから興味深い意見を得た。
◆不妊治療においてマカは妊娠を促進させるのに、大きな潜在力を秘める◆
『不妊治療においてマカは妊娠を促進させるのに大きな潜在力を秘めています』
自信を持ってこう答える産婦人科医師・ラウル・アレグリア氏は、マカについて現地入りした太田に次のように話した。
私の国、ペルーで産出するマカは、医学的にもその妊娠への期待が認められつつあり、今後、世界中でマカを併用した治療の流れができてくると思っています。
不妊症は女性のみならず男性にも同様におこりえるもので、夫婦二人の重大な問題です。
その原因となるものを特定するには、それぞれにおける過去の感染症、手術歴など不妊症以外での診療の履歴をさかのぼり検証する必要があります。そして、不妊の要因となる症状を特定して治療を施し、またはその病状が改善された場合、マカを摂取することにより男女における妊娠の確率を飛躍的に高めることができるのです。
◆私の患者の多くがマカを摂取、卵胞の育ちは良好◆
私の患者の多くの女性が夫婦共にマカを摂取することにより妊娠をしている、またはすでに出産を経験しています。
私の患者の経過観察で、マカを摂取する女性の排卵する主席卵胞の育ちが非常によくなることがわかりました。これはエストロゲンの分泌を促す卵胞刺激ホルモンの機能が改善していることを示すもので、すなわち妊娠の可能性が飛躍的に高まることを意味します。
不妊治療においては、これと同種の作用を及ぼすためにhMG(ヒト閉経性腺刺激ホルモン)やhCG(ヒト絨毛性腺刺激ホルモン)などを投与しますが、患者によってはOHSS(卵巣過剰刺激症候群)を引き起こすなどの副作用があり、不妊治療を受ける女性にとってはリスクの大きいものとなります。
今必要なことはマカが不妊症に好影響を与えるというデータを臨床的に裏付けることです。
私の診療では一般的で有効なマカですが、日本での普及、そして世界の他国への紹介時には、マカが不妊症に好影響を与えているというデータを臨床的に裏付ける必要があるでしょう。
太田はこのとき、開発への自信を高めながら、世界の医師への今後の紹介・理解を得るための作業をすでに脳裏に描いていた。
◆受胎能力に大きな潜在力を持つマカの可能性をさらに高めるために◆
まさにちょうどその時、ドクターから日本のユーザー、そして世界への普及を意識した決定的な一撃となる言葉が添えられた。
妊娠を望む夫婦に必要とされるビタミン・ミネラル・アミノ酸を配合したマカを開発してはどうか。
世界的に増加傾向の不妊症。患者が妊娠によいとされる多種多様のサプリメントを服用している現実を考え、妊娠の可能性を高めるビタミン・ミネラル・アミノ酸をマカに配合した製品を摂取することにより、マカのみの摂取の時よりも妊娠の確率を高め、健康状態もよりよくしていこうではないか、との意見だ。
◆不妊症の改善を目的としたマカの新製品は、男性不妊用と女性不妊用が◆
太田も同感、これにより開発に時間は増したが一気に拍車がかかった。そして、この不妊症の改善を目的としたマカには、男性不妊、女性不妊、二つの製品が設定され、男女の機能別にそれぞれ望ましいビタミン・ミネラル・アミノ酸を米国FDA(アメリカ食品医薬品局)の1日における標準摂取量に合わせた配合が検討された。
そして、栄養補助食品も扱っている現地でも有数の製薬会社、ラボラトリオ・インドゥキミカ社(※1)が製造、製品の普及に努めるのが太田の所属するインプラジャパン(※2)になる。
すでに妊娠の改善が認められているマカに、妊娠に有効であるとされるビタミン・ミネラル・アミノ酸を配合することは、さらに妊娠の確率を高めるだけでなく、人間が本来持つ自然治癒力も手伝い、丈夫で活力のある身体へと変えていくであろう。

ラウル・アレグリア/プロフィール
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ペルー国立ギジェルモ・アルメナーラ・イリゴージェン病院産婦人科医師。
1957年、ペルーリマ市生まれ。1985年、ペルー国立サンマルコス大学医学部卒業後、ペルー国立ギジェルモ・アルメナーラ・イリゴージェン病院へ外科医として入職。1994年より同病院にて産婦人科医として勤務。
ラテンアメリカ不妊センターの医師でもあり、国立サンマルコス大学医学部及びリカルド・パルマ大学において胎生学及び遺伝学を教授。最新の不妊治療に取り組む傍ら、健康的な妊娠を提供したいと望みマカを治療に取り入れる。
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